認知症の方や家族へのサービス

更新日:2020年03月23日

高齢化が進み、高齢者の人数が増加するとともに、認知症の方も増えています。認知症は誰にでも起こりうる身近な病気です。府中市は認知症への正しい理解と支援を行えるやさしいまちを目指しています。

 

認知症サポーターになってみませんか?

認知症サポーターとは?

認知症サポーターがいます

認知症に関する正しい知識と理解をもち、地域や家族の人に対して出来る範囲で手助けをする人のことです。およそ90分の講座を受講することで誰でもなることができます。

サポーターは特別な資格ではありません。日常生活の中で認知症への理解と支援の心をもち行動する人です。また、学習を重ねたサポーターは、地域での見守りや声かけのほか、認知症カフェや啓発活動への協力など、認知症の人や家族を支える地域づくりのための自主的な活動が求められています。

 

認知症サポーター養成講座・ステップアップ講座の受講者を募集しています

オレンジリング

オレンジリング

地域包括支援センター職員などが地域や職域、学校に出向いて開催します。認知症に関する説明や寸劇、ロールプレイを交えて行っています。受講修了者には認知症サポーターの証である「オレンジリング」が交付されます。

この養成講座を受講されたサポーターから、さらにステップアップして、地域で具体的な活動に取り組んでもらうサポーターを育成する講座を開催し、上級サポーターとしての活動をお願いしています。

 

認知症地域支援推進員にご相談ください

認知症地域支援推進員は、地域の医療機関、介護サービス事業所や地域の支援機関をつなぐ連携支援や認知症の人やその家族を支援する相談業務等を行っています。

地域包括支援センター(市役所介護保険課内)、地域包括支援センターサブセンター府中(府中市民病院内)、地域包括支援センターサブセンター上下(上下保健センター内)に各1名ずつ配置しています。認知症のことで気になることがあれば、ご相談ください。

 

 

認知症初期集中支援チームをご利用ください

認知症が疑われる高齢者のご自宅に訪問し、ご本人の様子の確認やご家族への助言などの支援を初期に色々な面から集中的に行い、ご自宅での自立生活のサポートをするチーム(認知症サポート医である専門医、看護師、社会福祉士などからなるチーム)です。相談は、介護保険課長寿さぽ~と係(地域包括支援センター)へお願いします。

南部圏域(旧府中市)・・・光の丘病院へ設置

北部圏域(旧上下町)・・・湯が丘病院へ設置

認知症初期集中支援チーム案内チラシ(PDF:383.3KB)

 

 

認知症カフェを開設しています

認知症の人やその家族、さらに地域住民やボランティア、介護の専門職などが集い、お茶を飲みながら相談や話をしたり、様々な活動を通じて交流しながら、ゆっくりゆったり過ごし安らげる場所です。

”認知症の予防”を目的にしたカフェを含めて現在、市内に5か所あり、運営方法は様々です。

【問い合わせ先】 各カフェの問い合わせ先

認知症カフェ一覧表

名称

開催場所

開催日時

問い合わせ先

住めば都の・・・

個人宅

第2土曜日

10時~12時

0847-41-2968

みんなのカフェ

ふれあい広場

にこにこ堂

第4土曜日

10時~12時

0847-41-2968

ほっとサロン

セイフティー信和

ショートステイ鵜飼

第2・4火曜日

10時30分~13時

0847-46-4655

ほっと カフェ

辻町会館

第1木曜日

10時~12時

0847-41-7888

イートインほっこり

個人宅

第3土曜日

9時~16時

0847-62-3443

 

 

高齢者(認知症等)の行方がわからなくなった際の情報配信サービス

高齢者が行方不明となった際に、府中市情報配信サービス(防災情報メール)を利用して情報提供(メール配信)することで発見の早期化に努めます。

 

徘徊高齢者家族支援サービス

認知症の高齢者が徘徊した場合、早期に発見できる携帯用端末機を配布し、家族からの通報により対象高齢者の位置を検索します。早期初動捜査により事故防止を図り、家族の安心できる環境を整備します。

認知症ケアパス「安心じゃねの~と」を配布しています

認知症ケアパス

認知症ケアパス「安心じゃねの~と」

認知症の人とその家族のための支援情報をまとめた冊子です。介護保険課で配布していますので、ご希望の方は申し出てください。

認知症高齢者等見守りシール交付事業(どこシル伝言板)

どこシル伝言板とは?

認知症等で行方不明になった際、衣服等に貼ったシールのQRコードを読み取ることで、インターネット上の伝言板を通して、発見者と家族がやりとりでき、高齢者の早期の発見と保護につながるシステムです。発見者はQRコードを読み取ると、対処方法がわかり、チャット形式の伝言板なので、簡単にやり取りができ、お迎えまで迅速に行えます。(どこシル伝言板登録ご案内用チラシ参照)

シールは、耐洗ラベル(衣類等に貼付)20枚と畜光ラベル(持ち物に貼付)10枚のセットで無料です。ただし、追加交付希望の場合は自己負担になります。

見守りシール

対象者

◆府中市内に住民票があり、在宅生活をしている人で認知症などにより行方不明になる恐れがある人

◆年齢概ね65歳以上の高齢者ですが、若年性認知症などではこの限りではありません。

申請方法

◆申請できる人

対象者と同居または同様の状況にあり、対象者を介護している家族など

◆申請方法

利用申請書により申請してください。

市民の皆さんへお願い

この事業には、市民の皆さんのご協力が必要です。

この「見守りシール」を服や持ち物に貼った人が、困っている様子があれば、正面から優しく

声をかけ、QRコードを読み取り、高齢者等の保護にご協力ください。

この記事に関するお問い合わせ先

広島県府中市 健康福祉部 介護保険課
長寿さぽーと係
〒726-8601 広島県府中市府川町315番地
電話  :0847-40-0223(窓口業務時間
ファクス:0847-45-5522

メールによる問い合わせ
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