水道水の濁りと対策について
水道工事による断水や火災により消火栓を使用した場合、水道管内の水の流れる速さや方向が変わるため、水道管に長年蓄積された鉄分が剥離して赤水となり、皆様のご家庭の蛇口から出る場合があります。また、季節の変わり目による水道使用量の変化に伴い発生する場合もあります。
上水下水道課といたしましては、迅速な改善に努めてまいりますので、こうした赤水等が発生した場合は、上水下水道課までお知らせください。
※平成29年度は5月上旬ごろより、府中市内で水道水より赤水、さび粒の発生の事例が平年より多く報告され、水道水ご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。上水下水道課としては、老朽管の布設替え、管洗浄、ドレンからの排水など計画的な濁水の抑制に努めていきます。
赤水等が発生する場合は
ご家庭で濁水が出た場合はしばらく流していただき元のきれいな水に戻ったことを確認のうえお使いください。流した水は減免制度があります。
●水を流すときは、まず、散水栓などで水を流してください。
給湯器など通した蛇口で水を流すと故障の原因になります。
(エコキュート給湯器は水を使わなければタンク内に水の補充はしませんので、断水のときや濁水がでた場合は、給湯器からの水の使用は控えてください。)
●どうしたらよいかわからない場合やしばらく流してもきれいにならない場合は、上水下水道課へ連絡ください。
赤水等の減免制度
赤水等の捨て水をした場合、使用量から捨て水相当量を差し引かせていただく減免制度があります。
「蛇口○栓で○時間」「お風呂○杯分」などと捨て水量と水道使用者のお名前と住所、連絡先を教えていただければ、減免の手続きを上水下水道課が行います。(電話連絡可)
※水道料金は、1立方メートル当たり約250円になります。詳しくは「水道料金のご案内」をご覧ください。
1立方メートルは、概ね蛇口から1時間流した量、お風呂なら満水で2~3杯分に相当します。
飲んでも大丈夫?
鉄は人体への吸収率が低く大部分が排出されますので少量の赤水を飲んでしまったとしても、直ちに有害ということはありません。しかし、コップに水を取って明らかに色がついているときは飲用以外の用途にご使用ください。
白い水が出た
水道工事などにより、水道管の中の水道水の流れる圧力が急激に変化すると、水に溶け込んだ空気が気泡となるため、白く濁って見えることがあります。
また、給湯器の中で水が急激に加熱されると水に溶け込んだ空気が飽和して小さな気泡となって現れ、お湯が白く濁って見える場合があります。
いずれの場合も水に溶け込んだ空気(窒素、酸素、二酸化炭素等)であるため、飲用しても健康に影響はありません。
水道水から臭いがする
水道水は、コレラや赤痢などの細菌やO-157のような病原性大腸菌を死滅させる効果のある塩素(カルキ)で消毒しています。塩素の注入は必要最小限にしていますが、塩素の臭いが気になる場合は、煮沸や汲置き、冷やすことにより、臭いを軽減または解消することができます。ただし消毒効果がなくなりますので早めに消費してください。
この記事に関するお問い合わせ先
広島県府中市 上水下水道課
〒726-0022 広島県府中市用土町440番地1
電話 :庶務係 0847-43-7168(窓口業務時間)
上水工務係 0847-43-7169
下水工務係 0847-43-7163
施設係 0847-41-4538
ファクス:0847-43-7201 (ファックスについては常時受け付けします。)
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更新日:2019年11月08日