若い世代のみなさんへ ワクチンについて知ってほしいこと
正しい知識を取り入れて、不安を解消しましょう
現在、新型コロナウイルスの新規感染は若い世代を中心に増加傾向にあり、若い世代であっても感染後、重症化したり回復しても後遺症として様々な症状が続く場合があります。
ワクチン接種について、SNSやインターネット等では様々な情報が溢れ、不安に思う方も多いと思います。
一人ひとりが正しい知識を持つことで、少しでもワクチン接種の不安を解消しましょう。

出典:広島県「新型コロナウイルスの「感染状況」と「年末年始に向けたお願い」について」を加工
ワクチンの効果
ワクチン接種によるメリットが副反応のリスクより大きいため、接種が推奨されています
日本で接種が行われている新型コロナワクチンは、新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果があり、また、感染や重症化を予防する効果も確認されています。
また、オミクロン株対応ワクチンを接種することで、従来株ワクチンを上回る重症化予防効果や、短い期間である可能性があるものの、感染や発症を予防する効果も期待されること、また、今後の変異株に対しても有効である可能性がより高いと期待されています。
若者のワクチン接種、メリットとデメリットの考え方(厚生労働省ホームページ)
ワクチンの副反応
副反応の症状のほとんどは、接種後数日以内に回復します
発現割合 | 症状 | |
コミナティ(ファイザー) | モデルナ | |
50%以上 | 接種部位の痛み、疲労、頭痛 | 接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛 |
10~50% | 筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ | 関節痛、悪寒、吐き気・嘔吐、リンパ節症、発熱、接種部位の腫れ、発赤・紅斑 |
1~10% | 吐き気・嘔吐 | 接種後7日以降の接種部位の痛み、腫れ、紅斑 |
出典:厚生労働省の資料から抜粋
発現割合 | 症状 | |
コミナティ(ファイザー) | モデルナ | |
50%以上 | 注射部位疼痛 | 注射部位疼痛、疲労 |
10~50% | 疲労、筋肉痛、頭痛、悪寒、関節痛 | 頭痛、筋肉痛、関節痛、リンパ節症、悪寒、悪心・嘔吐 |
1~10% | 下痢、発赤、腫脹、発熱、嘔吐 | 紅斑・発赤、腫脹・硬結、発熱 |
出典:厚生労働省の資料から抜粋
ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか?(厚生労働省ホームページ Q&A)
ワクチン接種 関連動画(政府インターネットテレビ)
【動画】新型コロナウイルス対策「早期接種のお願い」篇(政府インターネットテレビ)
オミクロン株対応ワクチンの早期接種のお願いです。
ワクチン接種により重症化予防、感染予防、発症予防が期待できます。
これからの受験や冬のイベントに向けてワクチンでしっかり準備しましょう。
あなたや大切な方を守るため、早期接種をお願いします。
【動画】ねお×木下先生「新しいコロナワクチンのこと聞いてみた」(政府インターネットテレビ)
オミクロン株に対応した新しいワクチンが打てるようになったのを皆さんご存じでしょうか?
若者にどんなメリットがあるワクチンなのか、 モデル/動画クリエーターの ねお さんが、専門家である木下喬弘先生に聞きました。
【動画】新型コロナワクチンについて聞いてみた(北の打ち師達)(政府インターネットテレビ)
動画クリエイターの北の打ち師達のお二人(ふぇると、はるくん)が、新型コロナワクチンについて気になることを国立感染症研究所の峰宗太郎先生に聞きました。
新型コロナワクチンQ&A
若い世代のみなさんが、不安に感じる疑問について、ご紹介します。その他のQ&Aについては、以下のリンク先から確認できます。
新型コロナワクチンQ&A これは本当ですか?(厚生労働省ホームページ)
Q:ワクチンを接種することで不妊になるというのは本当ですか。
A:ワクチンが原因で不妊になるという科学的な根拠はありません。ワクチン接種により流産率は上がっておらず、妊娠しにくくなるという根拠も確認されていません。
Q:私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。
A:妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も、ワクチンの接種勧奨の対象としており、妊娠中の時期を問わず接種をお勧めしています。
Q:mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンはワクチンとして遺伝情報を人体に投与するということで、将来の身体への異変や将来持つ予定の子どもへの影響を懸念しています。
A:mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンで注射するmRNAは短期間で分解されていきます。人の遺伝情報(DNA)に組みこまれるものではありません。
接種は強制ではありません
新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種は、強制ではありません。
予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解していただいた上で、自らの意志で接種を受けていただきます。
また、職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをしてはいけません。
参考リンク集
この記事に関するお問い合わせ先
広島県府中市 健康福祉部 健康推進課
府中市ワクチン接種コールセンター
〒726-0011 広島県府中市広谷町919番地3(リ・フレ内)
電話 :0847-54-2571(対応時間9時~17時)
ファクス:0847-54-2573
更新日:2023年01月20日