令和5年春開始接種(令和5年5月8日~令和5年9月19日)の概要
令和5年春開始接種(令和5年5月8日~令和5年9月19日)の概要
5月8日から令和5年春開始接種が開始となり、前回の接種完了から3か月以上経過した、65歳以上の方、基礎疾患を有する方、医療従事者等及び高齢者施設等の従事者が接種の対象となります。
※令和5年8月4日付けにて、接種期間が延長されました。接種対象期間は、令和5年9月19日までとなります。
小児接種(5歳~11歳)については、下記リンクをご確認ください。
接種が受けられる時期
令和5年5月8日~令和5年9月19日まで
※小児接種(5歳~11歳)については、接種開始からの期間が短いため、令和5年9月19日まで接種期間を延長されています。
対象者
初回接種(1回目・2回目接種)が完了した以下の方
・高齢者(65歳以上の方)
・基礎疾患を有する者その他重症化リスクが高いと医師が認める者(5歳~64歳までの方)
・重症化リスクが高い方が集まる場所においてサービスを提供する医療機関や高齢者施設、障害者施設等の従事者
基礎疾患の範囲(18歳以上の方)
以下の病気や状態の方で通院または入院している方、または基準を満たす肥満の方
1.慢性の呼吸器の病気
2.慢性の心臓病(高血圧を含む。)
3.慢性の腎臓病
4.慢性の肝臓病(肝硬変等)
5.インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
6.血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く。)
7.免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む。)
8.ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
9.免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
10.神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
11.染色体異常
12.重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
13.睡眠時無呼吸症候群
14.重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、又は自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持している場合)
15.基準(BMI30 以上)を満たす肥満の方
※BMI =体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
基礎疾患の範囲(18歳未満の方)
以下の病気や状態の方で通院または入院している方
1.慢性呼吸器疾患
2.慢性心疾患
3.慢性腎疾患
4.神経疾患・神経筋疾患
5.血液疾患
6.糖尿病・代謝性疾患
7.悪性腫瘍
8.関節リウマチ・膠原病
9.内分泌疾患
10.消化器疾患・肝疾患等
11.先天性免疫不全症候群、HIV感染症、その他の疾患や治療に伴う免疫抑制状態
12.その他の小児領域の疾患(高度肥満、早産児、医療的ケア児、施設入所や長期入院の児、摂食障害)
接種回数
1回
使用ワクチンと接種間隔
使用ワクチン |
接種間隔 |
ファイザー社のオミクロン株対応ワクチン(BA.1・BA.4-5) |
前回の接種から3か月経過後 |
モデルナ社のオミクロン株対応ワクチン(BA.4-5) |
|
武田社(ノババックス)の従来ワクチン |
前回の接種から6か月経過後 |
・令和5年春開始接種では、オミクロン株対応2価ワクチンの使用を基本としていますが、何らかの理由で同ワクチンを接種できない方のための選択肢として、従来の1価ワクチンである武田社(ノババックス)のワクチンも使用できます。
・BA.1対応型ワクチンとBA.4-5対応型ワクチンの効果について(厚生労働省ホームページQ&A)
接種費用
全額公費で接種を行うため、無料
※副反応発生時など、解熱剤等のお薬の処方にかかる費用は、保険診療の範囲内で費用負担が発生します。
使用するワクチンの効果と安全性
オミクロン株対応ワクチンの効果と安全性
効果
従来型ワクチンを上回るオミクロン株への効果が期待されています
オミクロン株対応ワクチンには、オミクロン株の成分が含まれるため、従来型ワクチンと比較した場合、オミクロン株に対する重症化予防効果、感染予防効果、発症予防効果それぞれに寄与する免疫をより強く誘導します。
そのため、オミクロン株に対して、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果とともに、持続期間が短い可能性があるものの、感染予防効果や発症予防効果も期待されています。
2価ワクチンであることにより、様々な新型コロナウイルスに反応します
オミクロン株対応ワクチンは、オミクロンXBB系統株の感染による重症化を予防します。米国における研究では、オミクロン株対応ワクチンの効果を分析したところ、XBB系統株に対しても接種後約2か月の間、死亡を60~70%程度予防する効果が持続することが報告されています。
安全性
ファイザー社及びモデルナ社に2価ワクチンの薬事承認において、どちらのワクチンも従来型ワクチンとおおむね同様の症状が見られました。
接種後の主な副反応には、注射した部分の痛み、疲労、関節や筋肉の痛み、寒気、発熱等があります。稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。
また、ごく稀であるものの、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸痛、動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら医療機関を受診してください。
ごく稀であるものの、mRNAワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
参照:特例承認に係る報告書より改編(厚生労働省)
武田社ワクチン(ノババックス)の効果と安全性
効果
新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。本ワクチンの接種を受けた人は、受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないということが分かっています。
追加接種については、本剤を初回接種(1・2回目)した18歳以上の健康成人を対象に実施された臨床試験では、初回接種後に上昇した中和抗体価はその後経時的に低下するものの、本剤の追加接種(3・4回目接種)により、2回接種後に比べて高い中和抗体価(3回目接種後は3.5倍、4回目接種後は3.7倍)が得られることが確認されていることから一定の有効性が期待できるとされています。
安全性
主な副反応は、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。
また、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
接種後7日間に現れた症状
接種券の発送
初回接種(1回目・2回目)をした65歳以上の方へ前回接種から3か月経過する時期にあわせて、順次接種券を発送します。
なお、接種券は、接種後の予診票をもとに作成しますが、医療機関等から市に予診票が届くのに、3か月を超える場合があります。予診票の確認ができ次第、随時発送します。
前回接種完了月日 | 発送日(予定) |
令和5年3月31日まで | 令和5年6月20日 |
令和5年4月15日まで | 令和5年7月5日 |
令和5年5月7日まで | 令和5年7月20日 |
※今後の国の方針や、ワクチン供給などの状況により、スケジュールなどが変更になる場合があります。
令和5年春開始接種 接種券発行申請
令和5年春開始接種の対象者で、基礎疾患を有する方、医療従事者及び高齢者施設等の従事者は接種券の発行申請が必要です。
令和5年春開始接種の接種券発行申請については、下記リンクをご確認ください。
4回目接種の際、基礎疾患による接種券の発行申請をされたことがある方で、市で把握できた方には、その情報をもとに接種券をお送りします。前回接種日から3か月経過しても届かない方は、あらためて発行申請をお願いたします。
なお、使用していない接種券をお持ちの方は、そちらの接種券を引き続き使用してください。
接種券を発行するために申請が必要な場合があります。
接種券は、府中市において「接種済」の接種記録を確認できる方に、接種券を発行します。
以下にあてはまる場合、府中市で接種記録が確認できないため、接種券を発行するために事前申請が必要です。
- 府中市へ転入された場合
- 国内で接種を受けているがワクチン接種記録システム(VRS)で接種記録が確認できない場合(接種会場でのVRS登録作業が終わっていない場合など)
- 接種券の発送後に住民票所在地が変更となった場合
- 海外で接種した場合
- 海外での接種と、国内での接種を組み合わせて接種した場合
- 海外在留邦人等向け新型コロナワクチン接種事業で接種した場合
- 在日米軍従業員接種で接種した場合
- 製薬メーカーの治験等において接種した場合
手続きについて詳しくは、「接種券の再交付」に関するページをご確認ください。
この記事に関するお問い合わせ先
広島県府中市 健康福祉部 健康推進課
府中市ワクチン接種コールセンター
〒726-0011 広島県府中市広谷町919番地3(リ・フレ内)
電話 :0847-54-2571(対応時間9時~17時)
ファクス:0847-54-2573
更新日:2023年08月08日