府中市こどもの国の整備を進めています
概要
「府中市こどもの国」は、府中市が設置する子育て世代の方々を応援する施設(児童館・子育て世代活動支援センター)を中心とした、周辺の桜並木・水辺プラザ・公園(整備予定)を含めたエリア一体の総称です。また、「木工のまち」府中市における「木育」(小さいころから木の温かみに触れることで情操を豊かにする)の推進拠点となっています。
1993年、旧児童館の増改築に伴いオープンし、市内外からも子育て世代に人気で来場者が多く、ここ10年の来館者は年間12万人の人気施設で、2018年4月にリニューアルオープンしました。
2020年10月に中心市街地の20年~30年後の将来像を描いた府中市グランドデザインを策定し、府中市こどもの国についても「子どものMIRAI創造エリア」に位置付けて、府中市グランドデザインで描いたエリアの将来像に向けて、第3期府中地区都市再生整備計画(令和3年度~令和7年度)で府中市こどもの国公園などの整備を進めています。
府中市グランドデザイン~府中の本物(まんなか)を感じ、「楽しみ」「暮らせる」まち~
ポムこみちが完成しました!
JR府中駅と府中市こどもの国を結ぶ道、通称「ポムこみち」が完成しました。
歩いて楽しい仕掛けや一息つけるベンチなどワクワクする道となっています。
府中市こどもの国に行かれる際や散歩などでぜひ歩いてみてください!
府中市こどもの国こどもの広場トイレが完成しました!
「ひろしま建築学生チャレンジコンペ2021@びんごふちゅう」で最優秀提案を受賞した作品が令和5年3月12日に府中市こどもの国に完成しました!
これまでのトイレのイメージを払拭した、明るくオープンな空間になっており、どの方向からも見てもわかりやすく、公園全体のアイコンとなるような建築となっています。
ひろしま建築学生チャレンジコンペ2021@びんごふちゅう
魅力ある建築物が県内に持続的に創造されていく環境づくりに向け、広島県がこれまで7回行っている「ひろしま建築学生チャレンジコンペ」を今回、県内では始めて府中市と広島県が共催で実施しました。
本コンペのサブタイトルを「こどもの国のトイレは、おとなも使う。」と銘打ち、「府中市こどもの国」の「こどもの広場トイレ」を対象に全国の建築学生から作品を募集しました。
最優秀作品は実際の公共建築物として建設するため、提案者には、実施設計・工事監理に関わり、実践現場を経験していただくことが大きな特徴です。
府中市こどもの国公園に複合遊具が完成しました!
府中市こどもの国公園に複合遊具が令和4年4月に完成しました。全長約14m、4階建ての多層フロア構造で、高さを活かしたローラースライダーやトンネルスライダー、近隣でも珍しいトランポリン&ネットフロアなどが多くの遊びの要素がちりばめられています。また、府中市初となるインクルーシブ遊具を設置し、幅広い年齢、特性、立場、状況の利用者を想定した公園になっています。

府中市こどもの国公園における複合遊具等の整備までの過程
府中市こどもの国公園複合遊具等整備工事において、新たに複合遊具等を設置し、あらゆる利用者が安心して楽しめる公園となるよう整備を進めています。
利用する子どもにも、活発な子ども、一人で遊ぶのが好きな子ども、また障害のある子どもなど、一人ひとりが幅広い個性や好み、背景などの持ち主であり、また、子どもに同行する家族や支援者をはじめ大人の利用者も多様で、自身が障害を持つ親、妊娠している母親、幼い孫を連れた祖父母、遠足で多くの子どもを伴った学校などの職員、散歩を日課とする近隣住民など、あらゆる人が公園の利用者と成り得るため、障害の有無はもとより幅広い年齢、特性、立場、状況の利用者を想定した公園づくりが必要です。
本工事を行うにあたり、限られた事業費を最大限に有効活用し、利用者に喜ばれるものを設置するため、公募型プロポーザル方式により提案を要請し、創造力・技術力・問題解決に優れた業者を選定します。
審査結果について
審査結果については、以下の通りです。
最優秀提案者 | タカオ株式会社 |
優秀提案者 | 大久保体器株式会社 |
最優秀提案者の選定理由
府中市こどもの国公園複合遊具等整備工事業者選定委員会において、あらかじめ提案者に求めた提案内容について、説明書(別表)評価基準に基づき、審査を行いました。
提案者の皆様は、豊富な遊具整備実績を有し、短いスケジュールにもかかわらず、多様な遊びの形態や安全面などを踏まえた完成度の高い提案をいただいたところですが、中でも、「タカオ株式会社」様の提案は、本市の要求水準を満たした上で、
・敷地の狭さに配慮した中、多くの子どもたちが安全に遊べるよう、4フロアの遊具とし、床面を大きく確保するとともに、遊具の周囲にスペースを確保している点
・府中市こどもの国の外観だけでなく、市内公共施設の道の駅やicoreFUCHUなどとのデザイン性を統一するとともに、保護者などの視認性を確保している点
・あらゆる利用者が遊べるようインクルーシブの考え方を取り入れ、車いす利用者だけでなく、音がするパネルや静電気が起こりにくい材質の滑り台など、様々な特性の利用者を想定している点
・周囲からの眺望、遊具の見え方に配慮するとともに、本市の状況(気象や地理的条件など)を考慮し、夏場の気温に対応するため日陰を多くし、風が通り抜けるような遊具デザインにしている点
以上の点など、府中市の状況や整備趣旨を考慮した独自の提案が多くあり、府中市として、あらゆる利用者が安心して、楽しめる複合遊具の整備が期待できる提案であったことから、最優秀提案者として選定しました。
この記事に関するお問い合わせ先
広島県府中市 建設部 都市デザイン課
〒726-8601 広島県府中市府川町315番地
電話 :都市計画係 0847-44-9170(窓口業務時間)
建築係 0847-44-9019
ファクス:0847-46-1535
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更新日:2024年03月28日