北朝鮮人権侵害問題

更新日:2025年12月08日

昭和45年(1970年)頃から昭和55年(1980年)頃にかけて、北朝鮮による日本人拉致被害が相次ぎました。政府が北朝鮮による拉致被害者として認定したのは17名となっており、そのうち日本に帰国できた方は5名にとどまっています。

その他にも拉致の可能性を排除できない方(特定失踪者)は多くおられ、政府は北朝鮮に対し拉致被害者の情報の提供及び帰国の実現を強く要求しています。

これら北朝鮮による拉致被害は著しい人権侵害であり、解決への後押しとして一人ひとりがこの問題に関する関心と知識を深めることが必要です。

ブルーリボン運動

ブルーリボン運動は、「誰もが北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示」として、青いリボンを着けようという運動です。

青色は、日本と北朝鮮を隔てる「日本海の青」を、また、被害者とご家族を唯一結んでいる「青い空」をイメージしています。

ブルーリボン

出典:内閣官房拉致問題対策本部事務局「北朝鮮による日本人拉致問題」 (https://www.rachi.go.jp/jp/alljapan/blueribbon.html)

北朝鮮人権侵害問題啓発週間

毎年12月10日から16日までは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」です。

北朝鮮による人権侵害問題に関する国民の認識を深めるとともに、その実態を解明し、抑止を図ることを目的として平成18年6月に「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行され、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」については当該法律に定められています。

この期間に、ぜひ拉致問題等について考えてみましょう。

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