消費生活情報

＋「〇〇」で始まる電話番号に要注意

携帯電話に掛かってきた電話で「＋」から始まる番号が表示されていた経験はありますか？

それは海外から掛かった国際電話です。

「＋」の次の番号は相手の通信会社のある国の番号（1桁から4桁）を示しています。

国番号の例
＋1 ⇒ アメリカ・カナダなど＋81⇒ 日本＋91⇒ ミャンマーなど

「＋81（日本）」が付くケースは、日本の携帯電話で海外から発信した場合やスマホ端末の設定の都合で表示されたりします。

また、「＋800」で始まる番号は、日本の「0120（着信課金）」の類の国際電話版の番号で、どこの国か分からない仕組みです。

事例
▷うっかり折り返し電話をさせて高額な通話料金を課金する手口で、音声応答などで通話を長引かせる。 ▷無言電話で、使われている番号か、簡単に電話に出る人物かなどを確認し標的情報にする。 ▷海外から架空料金請求などの特殊詐欺電話に利用する。 ▷「SMS(ショートメッセージ）」にリンクを貼りフィッシング詐欺や情報を抜き取るウィルスに感染させる。

相手は数字の組み合わせで大量発信し、うっかり電話に出る人を狙いますので、国際電話が掛かる予定の無い人は簡単に出ないでください。