府中市出口川湧水処理場汚泥流出のお詫びと報告(令和4年9月5日更新)

更新日:2022年11月25日

令和4年8月23 日(火曜)に発生した府中市出口川湧水処理場の汚泥流出事故につきましては、市民の皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたことについて、深くお詫び申し上げます。
今後、このような事故を二度と起こさないように、全設備の再点検及び運転管理の見直しを実施し、府中市・施設管理事業者とともに不断の緊張感を持ち、安全を第一とした施設管理に取り組んでまいります。

詳細

1 事実

令和4年8月23 日(火曜)、荒谷町の出口川湧水処理施設から重金属処理後の汚泥が出口川に流出しました。

2 事故の概要及び経緯

8月23日(火曜)8時10分から9時00分の間、凝集沈殿槽汚泥を汚泥貯槽に移送中に汚泥貯槽から越流した汚泥が沈殿槽を介して河川に流出したものです。

流出量: 約1.6立方メートル

3 対応経緯

〇8月23日(火曜)
【確認状況】
・出口川:出口川周辺事業所から「河川水赤い」と連絡を受け、河川状況確認実施し、湧水処理場から流出したと特定しました。
・処理場:施設状況確認および運転停止指示しました。
【水質検査】
・環境整備課:出口川水質簡易検査実施しました 4箇所(2回実施)
・施設管理事業者:出口川水質検査実施しました 4箇所
・上水下水道課:出口川水質検査実施しました 4箇所、芦田川水質検査 2箇所
【流出汚泥撤去】
・川底の汚泥沈殿物撤去しました 除去区間350メートル

〇8月24日(水曜)
【流出汚泥撤去】
・川底の汚泥沈殿物撤去しました 除去区間220メートル
【水質検査】
・環境整備課:出口川水質簡易検査実施しました 5箇所(2回実施)
・施設管理事業者:出口川水質検査実施しました 4箇所(河川内汚泥除去後実施)

〇8月25日(木曜)
【水質検査】
・環境整備課:出口川水質簡易検査実施しました 5箇所

〇8月26日(金曜)
【水質検査】
・環境整備課:出口川水質簡易検査実施しました 5箇所

4 原因

汚泥移送ポンプ手動運転時、汚泥貯槽液位高警報が作動せず、ポンプ停止時間が遅れたことにより汚泥貯槽を越流しました。なお、汚泥貯槽液位高警報動作不良については未対応となっていました。

5 河川水質検査結果

銅、亜鉛、カドミウム、砒素とも基準値以下でした。健康に影響はありません。
8月26日(金曜)までの水質検査において、すべて異常はありませんでした。

6 被害内容

生活井戸、農業に影響はありません。

7 応急対応

汚泥貯槽液位高警報について、仮設警報ランプ及びブザーを設置しました。

8 今後の対応

汚泥貯槽液位高警報をはじめ、全施設の詳細な点検を実施中です。
運転管理手順、施設管理手順、緊急時対応手順の見直し及び整理を行います。

この記事に関するお問い合わせ先

広島県府中市 建設部 環境整備課
環境対策係
〒726-0002 広島県府中市鵜飼町74番地2
電話  :0847-43-7237(窓口業務時間
ファクス:0847-43-9223

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