スズメバチにご注意ください

更新日:2024年06月26日

ハチの活動時期は春から秋ごろですが、攻撃性が高まるのは8月から10月ごろです。

スズメバチは、ハチの中でも最も大型の種類で、一般的に攻撃性が強く、巣を守るために人を襲うことがあります。特に、スズメバチは毒性が強いため、以前に刺されたことのある場合には、ハチ毒アレルギーによるじんましん、呼吸困難、血圧低下などのショック症状をおこし、命にかかわることがあります。

スズメバチの巣をみつけたら

スズメバチに刺されないために最も効果的なことは、とにかく巣に近づかないことです。
ハチは巣を守る防御本能が発達しているため、巣を刺激すると大群で襲ってきます。女王蜂を残して多くのオスや働きバチは越冬できないため、巣を駆除する必要がないときは、近づかないでください。

巣は低木の枝に作ることが多く、人家の生垣や庭木、軒先にもつくります。種類によっては、土の中や樹木の穴につくることもあります。

刺されないようにするには

スズメバチに刺されないように、普段から次の点に注意しましょう。

  • 巣を見つけても、むやみに近づかない
  • 巣のある幹や木をたたいたり、巣に石を投げたりしない
  • 巣の下や近くで騒がない
  • 手やタオルで払わずに、後ろにゆっくりさがりながら逃げる

山に入るときは帽子をかぶり、できるだけ白っぽい服装を心がけるようにしてください。(ハチは黒いものに反応する習性があります)

刺されてしまった時の応急処置

  • その場から身を低くして離れる。
  • 刺された部分を強くつまみ、毒を絞り出しながら患部を水で洗う。
  • 針が残っている場合は、そっと抜く。
  • 患部を水で冷やす。
  • 抗ヒスタミン軟膏か、ステロイド軟膏を塗る。(アンモニアは効果がありません)

次の場合は、すみやかに医療機関を受診してください

  • 刺されてから数十分の間に呼吸困難、吐き気、発疹などが出た場合。
  • 以前にハチに刺されたことのある方が、再度刺されてしまった場合。
    (ハチ毒によるアナフィラキシーショックを起こす可能性があります)
  • たくさん刺されてしまった場合(頭、首など心臓に近い場所は特に注意が必要)

スズメバチの巣の駆除について

府中市では、ハチの巣の駆除を行っておりません。
個人宅の場合は、ご自身で駆除されるか、専門の駆除業者(有料)に依頼してください。市が管理する公園や道路などのハチの巣は、所管部署にご連絡ください。

市では特定の駆除業者の紹介はしておりませんので、一般社団法人広島県ペストコントール協会等へご相談ください。

一般社団法人広島県ペストコントロール協会

この記事に関するお問い合わせ先

広島県府中市 市民生活部 環境衛生課
環境対策係
〒726-0002 広島県府中市鵜飼町74番地2
電話  :0847-43-7237(窓口業務時間
ファクス:0847-43-9223
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