微小粒子状物質(PM2.5)情報

更新日:2018年02月27日

微小粒子状物質(PM2.5)情報

PM2.5濃度の日平均値が、70マイクログラム/立方メートルを超えると予想される場合、 PM2.5の高濃度予報が出されます。

高濃度予報が出た場合は、

・広島県ホームページ

・府中市ホームページ

・防災無線(上下町は有線放送)

・広報車

で、お知らせします。

広島県内では、現在39カ所で微小粒子状物質(PM2.5)の常時測定が行われています。毎時間の測定結果は、「ecoひろしま〜環境情報サイト〜」からリアルタイムで確認できます。

 

PM2.5とは

PM2.5とは

大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径の大きさが2.5マイクロメートル以下の非常に小さな粒子のことです。粒径が非常に小さいため、肺の奥まで入りやすいことから、健康への影響が懸念されています。

発生源としては、ボイラー・焼却炉などばい煙を発生する施設や自動車の排気ガスからなどの人為的なものから、火山の噴煙や黄砂などの自然的なものまでさまざまです。

 

「ecoひろしま〜環境情報サイト〜」」には、微小粒子状物質(PM2.5)に関するQ&Aなど、さまざまな情報が掲載されています。

 

PM2.5の高濃度予報

PM2.5の高濃度予報

広島県内10カ所にある監視測定局のいずれか1局以上で、午前5時、6時、7時の各1時間平均値が85マイクログラム/立方メートルを超過した場合、又は午前5時から正午までの各1時間値の平均値が、80マイクログラム/立方メートルに、注意喚起が必要とされる濃度である日平均値70マイクログラム/立方メートルを超える可能性が高いことから、高濃度予報が出されます。

PM2.5の環境基準

PM2.5の環境基準

平成21年9月にPM2.5の環境基準が設定され「1年平均値が15マイクログラム/立方メートル以下であり、かつ、1日平均値の年間98パーセンタイル値が35マイクログラム/立方メートル以下であること」とされています。

環境基準とは、環境基本法に基づく行政上の目標となる値で、人の健康を保護する上で維持することが望ましい基準として設けられているものです。これを超えた場合すぐに人の健康に影響が現れるといったものではありません。

また、PM2.5について、長期基準(年平均値15マイクログラム/立方メートル)のみでなく短期基準(日平均値35マイクログラム/立方メートル)が設けてあるのは、長期基準だけでは低減することが困難な短期的な高濃度暴露による健康影響を防止する観点から設定されているものであり、短期基準を超過したことのみで、健康影響が生じると考えるべきものではないとされています。

※年間98パーセンタイル値とは、日平均値を365日測定した場合には、低い順に日平均値を並べて358番目の値のことです。

PM2.5の高濃度予報が出た時の行動の目安

PM2.5の高濃度予報が出た時の行動の目安

・呼吸器系や循環器系の疾患がある幼児、児童、高齢の人など、健康に不安がある人は、外出を控えるなど、注意してください。

・屋外での長時間の激しい運動を減らすことも有効とされています。

・健康な人は、体調の変化に注意しながら行動してください。

 

PM2.5の高濃度予報は、広範囲の地域にわたって健康影響の可能性が懸念される場合に、参考情報として広く社会一般に注意を促すために行われるものです。 外出先などで高濃度予報が出ていることを知った場合でも、あわてずに落ち着いて行動しましょう。

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

広島県府中市 建設部 環境整備課
環境対策係
〒726-0002 広島県府中市鵜飼町74番地2
電話  :0847-43-7237(窓口業務時間
ファクス:0847-43-9223

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