府中市出口川湧水処理場の汚泥流出
令和4年8月23 日(火曜)、荒谷町の出口川湧水処理施設から誤って重金属処理後の汚泥が出口川に流出しました。現在の流出はなく、流出後の水質検査の結果、銅、亜鉛、カドミウム、砒素とも基準値以下で、健康に影響がないことが分かっています。詳細は下記のとおりです。
市民の皆様にはご心配をおかけし大変申し訳ありませんでした。今後、このような事がないよう委託業者への指導及び連携強化を図り、再発防止に努めてまいります。
詳細
1 事実
令和4年8月23 日(火曜)、荒谷町の出口川湧水処理施設から重金属処理後の汚泥が出口川に流出しました。
2 事故の概要及び経緯
8月23日8時10分から9時00分の間、凝集沈殿槽汚泥を汚泥貯槽に移送中に汚泥貯槽から越流した汚泥が沈殿槽を介して河川に流出した。
流出量: 約1.6立方メートル
3 対応経緯
連絡: 8月23日(火曜) 出口川周辺事業所から「河川水赤い」と連絡を受ける
環境整備課:処理場状況確認、運転停止指示、河川水質簡易検査 4箇所
委託業者:河川水質検査 3箇所
上水下水道課:河川水質検査 6箇所
川底の汚泥沈殿物は8月24日(水曜)に撤去が完了しています。
4 原因
従来、委託先職員が手動操作により凝集沈殿槽に堆積した汚泥を汚泥貯槽に移送していますが、汚泥貯槽液位高警報動作不良中であったため、汚泥貯槽の貯留量をオーバーし溢れた汚泥が越流管から沈殿槽に注入し河川に流出しました。
5 河川水質検査結果
銅、亜鉛、カドミウム、砒素とも基準値以下でした。健康に影響はありません。
6 被害内容
生活井戸、農業に影響はありません。
7 今後の対応
汚泥貯槽液位高警報の早急な修理を行い、委託業者への指導により、安全運転の徹底を図ります。
この記事に関するお問い合わせ先
広島県府中市 市民生活部 環境衛生課
環境対策係
〒726-0002 広島県府中市鵜飼町74番地2
電話 :0847-43-7237(窓口業務時間)
ファクス:0847-43-9223
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更新日:2022年11月25日