国保の給付が受けられない場合

次に該当するときには、国保の給付が受けられない場合や制限される場合があります。

• 犯罪行為によるもの
• ケンカによるもの
• 泥酔していたことによるもの

• 酒気帯び運転等による交通事故によるもの
• 自傷行為・自殺未遂等によるもの

仕事上（通勤途中も含む）の病気やケガで、労災保険の適用が受けられる場合は、そちらを優先しますので、国民健康保険の給付は受けられません。

国民健康保険の給付は保険診療によるものが対象です。

保険診療以外（次のようなの場合）は、給付は受けられません。

• 保険のきかない治療や薬
• 入院時の差額ベッド料
• 健康診断や人間ドック等の検診・予防注射
• 美容整形や歯列矯正
• 正常な分娩
• 経済上の理由による人工妊娠中絶

交通事故等第三者の行為によるケガで治療が必要な場合でも、届出をすることにより国民健康保険を使って治療を受けることができます。

第三者の行為により傷害を受けた場合の医療費は、加害者が負担するのが原則です。

交通事故等、第三者の加害行為によって傷害を受けた場合の治療は、自由診療にするか保険診療にするかをまず選択してください。

保険診療にする場合には、届出をすることにより国民健康保険で治療を受けることもできます。ただし、国民健康保険で治療を受けたときは、後日、国保が負担した医療費を第三者（事故等の相手方）に請求します。

次のものを持って、医療介護保険課保険年金係または上下支所で届出をしてください。

• 被保険者証、資格確認書、マイナ保険証（健康保険証利用登録をしたマイナンバーカード）いずれか一点
• 印鑑
• 交通事故証明書（交通事故の場合）
• 第三者行為による被害届（届出用紙は医療介護保険課保険年金係または上下支所にあります。）

提出書類