インフルエンザを予防しましょう

更新日:2023年11月27日

インフルエンザの流行状況

(令和5年11月24日)県内にインフルエンザ警報が発令されました

広島県感染症発生動向調査による令和5年第46週(11月13日から11月19日)の定点医療機関(113医療機関)からのインフルエンザの報告患者数が、西部東、東部及び北部保健所管内で、国立感染症研究所が示している警報開始基準値(定点当たり30)を上回りました。

インフルエンザの流行が本格的になったと考えられるため、広島県の感染症発生動向調査警報・注意報発令要領に基づき、11月24日、県内に「インフルエンザ警報」が発令されました。

インフルエンザの予防

1 インフルエンザの症状

インフルエンザウイルスの感染によっておこります。

  • 潜伏期間は1~3日です。
  • 38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。
  • のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
  • お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあるので、注意が必要です。

2 予防方法

外から帰ったときなど,こまめに流水と石けんで「手洗い」をしましょう。

インフルエンザの主な感染経道は,ウイルスの付着した手や指を介して,口や鼻から体内にはいることによるものです。基本的なことになりますが,最も効果的な予防方法は手洗いです。

効果的な手洗いの方法

  1. 時計や指輪をはずし,流水で手・手首をぬらす。
    【ポイント1】常にきれいな水で洗うため、溜めた水では洗わない。
  2. 石けんをつけて、よく泡立てる。
  3. 手のひらを合わせてよくこする。
  4. 手の甲を伸ばすようにこする。
  5. 指先、爪の間を入念にこする。
  6. 指の間、付け根もよくこする。
  7. 親指の周りをねじり洗いする。
  8. 手首を洗う。
    【ポイント2】洗い残しが多い指先,親指の付け根や手首などを特に入念に洗う。
  9. 流水で十分にすすぐ。
  10. ペーパータオルまたは清潔なタオルで拭き、完全に乾燥させる。
    【ポイント3】タオルなどの共用は絶対にしない。
  11. 水道の蛇口栓を手を拭いたタオルなどを使いとめる。
    【ポイント4】洗った手で水道の蛇口栓を触ると、再び手が汚染してしまいます。

咳エチケットを守りましょう。

咳エチケットとは

  • 咳・くしゃみが出たら、ほかの人にうつさないために薬局などで市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は,ハンカチなどで口と鼻を覆い、ほかの人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
  • 鼻水・痰などを含んだティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てましょう。
  • 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

本格的な流行の前に予防接種を受けましょう。

インフルエンザに罹りにくくなり,罹っても症状が軽くなる効果があります。

室内は加湿器などを使って,適度な湿度(50%から60%)を保ちましょう。

人が集まる場所への不必要な外出は避け,出掛けるときはマスクを着用しましょう。

症状などからインフルエンザが疑われる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

特に、基礎疾患(腎臓疾患,心臓疾患,呼吸器疾患など)をお持ちの方や、妊婦、高齢者、乳幼児は合併症を起こしたり、重症化する恐れがありますので注意しましょう。

インフルエンザ予防接種

この記事に関するお問い合わせ先

広島県府中市 健康福祉部 健康推進課
元気づくり係
〒726-0011 広島県府中市広谷町919番地3(リ・フレ内)
電話  :0847-47-1310 (窓口業務時間
ファクス:0847-47-1320

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