インフルエンザを予防しましょう
インフルエンザの流行状況
(令和5年11月24日)県内にインフルエンザ警報が発令されました
広島県感染症発生動向調査による令和5年第46週(11月13日から11月19日)の定点医療機関(113医療機関)からのインフルエンザの報告患者数が、西部東、東部及び北部保健所管内で、国立感染症研究所が示している警報開始基準値(定点当たり30)を上回りました。
インフルエンザの流行が本格的になったと考えられるため、広島県の感染症発生動向調査警報・注意報発令要領に基づき、11月24日、県内に「インフルエンザ警報」が発令されました。
(広島県感染症・疾病管理センター)【広島県】インフルエンザの流行状況
インフルエンザの予防
1 インフルエンザの症状
インフルエンザウイルスの感染によっておこります。
- 潜伏期間は1~3日です。
- 38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。
- のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
- お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあるので、注意が必要です。
2 予防方法
外から帰ったときなど,こまめに流水と石けんで「手洗い」をしましょう。
インフルエンザの主な感染経道は,ウイルスの付着した手や指を介して,口や鼻から体内にはいることによるものです。基本的なことになりますが,最も効果的な予防方法は手洗いです。
効果的な手洗いの方法
- 時計や指輪をはずし,流水で手・手首をぬらす。
【ポイント1】常にきれいな水で洗うため、溜めた水では洗わない。 - 石けんをつけて、よく泡立てる。
- 手のひらを合わせてよくこする。
- 手の甲を伸ばすようにこする。
- 指先、爪の間を入念にこする。
- 指の間、付け根もよくこする。
- 親指の周りをねじり洗いする。
- 手首を洗う。
【ポイント2】洗い残しが多い指先,親指の付け根や手首などを特に入念に洗う。 - 流水で十分にすすぐ。
- ペーパータオルまたは清潔なタオルで拭き、完全に乾燥させる。
【ポイント3】タオルなどの共用は絶対にしない。 - 水道の蛇口栓を手を拭いたタオルなどを使いとめる。
【ポイント4】洗った手で水道の蛇口栓を触ると、再び手が汚染してしまいます。
咳エチケットを守りましょう。
咳エチケットとは
- 咳・くしゃみが出たら、ほかの人にうつさないために薬局などで市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は,ハンカチなどで口と鼻を覆い、ほかの人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
- 鼻水・痰などを含んだティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てましょう。
- 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
本格的な流行の前に予防接種を受けましょう。
インフルエンザに罹りにくくなり,罹っても症状が軽くなる効果があります。
室内は加湿器などを使って,適度な湿度(50%から60%)を保ちましょう。
人が集まる場所への不必要な外出は避け,出掛けるときはマスクを着用しましょう。
症状などからインフルエンザが疑われる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
特に、基礎疾患(腎臓疾患,心臓疾患,呼吸器疾患など)をお持ちの方や、妊婦、高齢者、乳幼児は合併症を起こしたり、重症化する恐れがありますので注意しましょう。
(広島県感染症・疾病管理センター)インフルエンザを予防しましょう!!
インフルエンザ予防接種
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更新日:2023年11月27日