依存症対策(アルコール健康障害、薬物依存、ギャンブル依存等)

更新日:2024年10月02日

1人で悩まず、家族で悩まず、まず相談しましょう

依存症とは

依存症とは、アルコール、ギャンブル、薬物など特定のものをやめたくてもやめられず、社会生活にまで支障をきたす状態のことです。依存性のあるものを繰り返すことにより脳のブレーキにあたる部分が壊れ、欲求をコントロールできなくなってしまう病気です。

全国の相談窓口・医療機関の検索はこちらからできます

アルコール健康障害

不適切な飲酒をしていませんか?

お酒は私たちの生活を豊かにしたり、潤いを与えてくれたりしますが、お酒を飲みすぎたりしていませんか?​
不適切な飲酒は、私たちの心身の健康障害(=アルコール健康障害)の原因となります。さらに本人の問題だけではなく、その家族への深刻な影響や重大な社会問題を生じさせる危険性があります。

断酒会

断酒会の基本である例会で、体験談を話すことにより疾患の自覚と治療の意思をもつことで問題解決をスムーズに行え回復へとつながります。
お酒に悩んでいる本人・ご家族・関係者なら誰でも参加できます。
お酒は一人では止められません。
まずは仲間と共に飲酒習慣を断つためのお酒をやめるヒントを一緒に見つけましょう。

府中断酒会

府中市では週に1回、毎週木曜日19時から21時まで、断酒会例会を開催しています。

会場:府中市保健福祉総合センター(リ・フレ)

11月10日~16日はアルコール関連問題啓発週間です

平成26年6月1日に施行された「アルコール健康障害対策基本法」において、国民の間に広くアルコール関連問題に関する関心と理解を深めるため、毎年11月10日から16日までを『アルコール関連問題啓発週間』と定めています。

身近にあるお酒を楽しむためにも、不適切な飲酒とは何か、それがもたらす健康への影響や、さらにはそこから引き起こされるアルコールに関連する社会問題について理解を深めていただき、アルコール健康障害を予防し、悲しい事件・事故をなくしていきましょう。

ギャンブル

5月14日~20日はギャンブル等依存症問題啓発週間です

令和6年度ギャンブル等依存症問題啓発週間

ギャンブル依存とは、その人の人生に大きな損害が生じるにも関わらず、ギャンブルを続けたいという衝動が抑えられない病態をいいます。
勝ちを追い求めて、最後には掛け金をたいてい失ってしまいますが、そのような行為を人に隠したり、貯金を使い果たしてしまったりします。借金が膨らんで、盗みや詐欺行為に手を染めてしまうこともあります。そして、最終的には生活が破綻して、深刻な事態に至ります。

薬物乱用

薬物乱用の定義

薬物乱用とは、決められたルールを守らずに薬物を使用することを言います。

  • 具体的には、麻薬や覚醒剤、大麻などの違法な薬物は、法律によって厳しく取り締まられており、1回の使用でも乱用となります。
  • 薬局やドラッグストアの医薬品についても、本来の目的(病気や傷の治療)や用法・用量(1回2錠など)を守らずに使えば乱用となります。

また最近では、医師から処方された薬やドラッグストアで購入した市販薬を、用法・用量を守らずに過量に摂取するOD(オーバードーズ)が問題となっています。
心身への悪影響があり、最悪の場合死亡する可能性があります。また、後遺症が残ったり、薬物依存に陥ってしまうケースも少なくありません。

相談窓口

薬物関連の問題は、残念ながら、自分だけの力では、解決できないこともあります。早めに、こちらの相談機関へご相談ください。

広島県健康福祉局薬務課麻薬グループ:082-513-3221

東部保健所福山支所:084-921-1311(代表)

県立総合精神保健福祉センター(パレアモア広島):082-884-1051

けし・大麻栽培に注意しましょう!広島県では、4月~6月は「不正大麻・けし撲滅運動月間」です

ご存知ですか?「大麻」「植えてはいけないけし」の事

5月から6月にかけて、庭先などで美しい花を咲かせて私たちの目を和ませてくれるけしには、植えてはいけない種類があるのをご存知ですか。

植えてもよいけしは、「ひなげし」、「おにげし」、「あざみげし」などで、全体に毛が多く生えています。反対に、植えてはいけないけしには毛はほとんど無く、葉や茎は白っぽい緑色をしており、茎は太く、葉が茎を巻き込むようにして付いているのが特徴です。

また、大麻は、昔から「あさ」と呼ばれ、繊維や種子を採るために栽培されていました。しかし、幻覚成分を含み、マリファナやハシシなどに悪用されるため一般には栽培が禁止されています。

大麻草の葉は3~9枚の小葉が集まった手のひら状であり、葉の付け根が一点でつながっているのが特徴です。植えてはいけないけしや大麻を栽培することのないように十分注意しましょう。

けしの見分け方について・もし見かけたときは

けしの見分け方についてわからないことや、植えてはいけないけしや大麻を見かけたときは、最寄りの保健所・支所又は県庁薬務課までご連絡ください。

東部保健所福山支所:084-921-1311(代表)
県庁薬務課:082-228-2111(代表)

10月・11月は、「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動月間」です

麻薬、覚醒剤、大麻、危険ドラッグ等の乱用は、乱用者自身の心身をむしばむばかりでなく、各種の犯罪・事件・事故を引き起こし、社会にも大きな不安を与えています。

特に最近では、大麻の広がりが心配されています。大麻事犯における検挙者の約7割が30歳未満の若者であり、他の規制薬物に比べて若者の比率が高いことが特徴です。若者の薬物に対する興味が根強いことを表していると考えられ、大麻がゲートウェイドラッグとなり、覚醒剤などへ嗜好が進むことが懸念されています。若年層への大麻の拡大の一因として、インターネットを通じた『大麻は害がない』、『タバコよりも安全である』といった誤った情報の拡散が考えられるため、大麻の危険性・有害性について正しい知識を普及する必要があります。

また、危険ドラッグは、交通死亡事故や健康被害事例が多発し、社会問題となっていましたが、取締りの強化により販売店舗は一掃されました。しかし、スマートフォンなどの急速な普及などを背景に、インターネットを利用して、未成年者でも手に入れやすい環境にあり、憂慮すべき状況です。

『危険ドラッグ』はたとえ『合法』であると称していても、『麻薬や覚醒剤とは違うから』と言われても、麻薬や覚醒剤と同等又はそれ以上の健康被害のおそれがあります。

麻薬、覚醒剤、大麻、危険ドラッグ等の乱用を防止するには、その乱用による恐ろしさを正しく認識して、県民一人ひとりが不正な薬物に『近づかない』、『近づけない』ことが何より大切です。

みんなで、麻薬、覚醒剤、大麻、危険ドラッグ等の乱用を根絶しましょう。

覚醒剤等に関することでお困りの方の相談先

麻薬・覚醒剤・大麻等薬物専用相談電話

広島県警察本部

  • 覚醒剤・麻薬相談電話 電話:082-227-4989
  • ヤングテレホン広島 電話:082-228-3993

中国四国厚生局麻薬取締部

  • 麻薬・覚醒剤相談電話 電話:082-228-8974
  • 再乱用防止支援窓口 電話:082-218-5151

最寄りの県保健所・県庁薬務課

広島県東部保健所福山支所衛生環境課 電話:084-921-1311(代表番号)

広島県健康福祉局薬務課 電話:082-513-3221

個別相談指導、家族教室や本人向けの回復プログラム

広島県立総合精神保健福祉センター(パレアモア広島)では、依存症に関する相談や家族教室などを行っています。

詳しくは、広島県ホームページをご覧ください。https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/pareamoa/

施設名称:広島県立総合精神保健福祉センター(愛称:パレアモア広島)
所在地:〒731-4311 広島県安芸郡坂町北新地2丁目3番77号

この記事に関するお問い合わせ先

広島県府中市 健康福祉部 健康推進課
元気づくり係
〒726-0011 広島県府中市広谷町919番地3(リ・フレ内)
電話  :0847-47-1310 (窓口業務時間
ファクス:0847-47-1320

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