日本脳炎予防接種の接種機会を逃された人へ

更新日:2023年08月16日

積極的な勧奨を差し控えていたために日本脳炎予防接種の接種機会を逃された人へ

日本脳炎予防接種は、接種による健康被害が報告されたため平成17年度から平成21年度まで日本脳炎予防接種の案内を行っていませんでしたが(いわゆる「積極的な接種勧奨の差し控え」)、現在は安全性の高い新ワクチンが開発されたため通常の接種ができるようになっています。

府中市では、高校3年生相当の年齢(18歳になる年度)の子のうち日本脳炎の未接種分のある子を対象に接種案内文を送付しています。母子健康手帳で、予防接種記録を確認していただき、不足している場合は予防接種実施医療機関で医師と相談のうえ、接種してください。

接種方法

・体調の良いときに接種してください。

・府中市の指定医療機関に、母子健康手帳と年齢確認できるもの(健康保険証等)を 持参し、接種を受けてください。(事前予約が必要な医療機関があります。)

・予診票は医療機関にあるものを使用してください。

(※注意)指定外の医療機関で接種を希望される場合は事前の手続きが必要です。

接種スケジュール(平成19年4月1日までに生まれた20歳未満の人の場合)

平成19年4月1日以前に生まれた20歳未満のお子さんは、日本脳炎の予防接種を受ける機会を逃がしている可能性があるため、特例として、20歳になるまでの間に定期予防接種として全4回のうち、残りの回数を無料で接種することが可能となっています。

全く接種を受けていない場合

20歳になるまでに、1回目(第1期初回1回目接種相当)と2回目(第1期初回2回目相当)を6日以上、標準的には6日から28日まの間隔をあけて接種し、3回目(第1期追加接種相当)は2回目接種後、6か月以上、標準的にはおおむね1年度経過した時期に1回接種をします。

4回目(第2期相当)は3回目接種終了後、6日以上の間隔をおいて1回接種します。

1回だけ接種を受けている場合(第1期初回接種1回目のみ接種)

20歳になるまでに、2回目(第1期初回2回目相当)と3回目(第1期追加相当)を6日間以上の間隔をあけて接種したのち、4回目の接種(第2期相当)を3回目の接種の終了後、6日以上の間隔をおいて接種します。

2回の接種を受けている場合(第1期初回接種1回目と2回目を接種)

20歳になるまでに、3回目(第1期追加相当)の接種を接種したのち、6日以上の間隔をおいて4回目(第2期相当)の接種をします。

3回の接種を受けている場合(第1期接種が終了)

20歳になるまでに、3回目の接種から6日以上の間隔をおいて1回接種してください。

4回の接種を受けている場合(第2期接種が終了)

定期日本脳炎予防接種は終了しています。改めて接種する必要はありません。

この記事に関するお問い合わせ先

広島県府中市 健康福祉部 健康推進課
元気づくり係
〒726-0011 広島県府中市広谷町919番地3(リ・フレ内)
電話  :0847-47-1310 (窓口業務時間
ファクス:0847-47-1320

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