償却資産とは
会社や個人で工場や商店等を経営している人が、その事業のために用いることができる機械、器具及び備品等をいいます。
主な償却資産
種類 | 内容 |
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構築物 | 舗装、広告塔、煙突、緑化設備、その他土地に定着する土木設備等 |
機械・装置 | 工作機械、木工機械等各種産業機械、動力配線設備、その他製造用、修理用の機械及び装置、太陽光発電設備等 |
船舶 | |
航空機 | |
車両・運搬具 | 人または物の運搬を主目的とするもので、構内運搬車や大型特殊自動車等 |
工具・器具・備品 | 机、いす、陳列ケース、ロッカー、金庫、エアコン、計算機、ファクシミリ、その他営業用備品等 |
償却資産の評価
償却資産の評価は、固定資産評価基準に基づき、取得価額を基礎として取得後の経過年数に応じた価値の減少(減価)を考慮して評価します。
前年中に取得された償却資産 | 評価額=取得価額×(1−減価率/2) |
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前年前に取得された償却資産 | 評価額=前年度の評価額×(1−減価率) |
- 取得価額は原則として国税の扱いに同じです。
- 減価率は「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」(財務省)による耐用年数に応じた償却率(定率法)です。
固定資産税と国税の取り扱いの比較
項目 | 固定資産税の取り扱い | 国税の取り扱い |
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償却計算の期間 | 暦年(賦課期日制度) | 事業年度 |
減価償却の方法 | 定率法 | 定率法・定額法の選択制度 |
前年中の新規取得資産 | 半年償却 | 月賦償却 |
圧縮記帳の制度 | 認めない | 認める |
特別償却・割増償却の制度 | 認めない | 認める |
増加償却 | 認める | 認める |
評価額の最低限度 | 取得価額の100分の5 | 備忘価格(1円) |
改良費 | 区分評価 | 原則区分評価 (一部合算も可) |
申告書(過年度入力票) (Excelファイル: 275.0KB)
この記事に関するお問い合わせ先
広島県府中市 総務部 税務課
資産税係
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電話 :0847-44-9127(窓口業務時間)
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更新日:2023年12月06日