子どもの予防接種
新型コロナウイルス感染症の発生にともなう定期予防接種について
予防接種は、感染症にかかる前に接種することが極めて重要です。
新型コロナウイルス感染症を予防するための対策はとても重要ですが、極端な制限によって予防できる他の重要な病気の危険性にさらされることを避ける必要があります。
日本小児科学会では、今後も数か月単位での流行が想定され、その間に予防接種を回避するデメリットは大きく、実施にあたっては、いつも以上の配慮が必要になりますが、保護者と実施者が協力し、可能な限り予定通りに実施すべきと提唱されています。(出典:日本小児科学会新型コロナウイルス感染症に関するQ&A 2020年3月24日更新)
一般的な感染症対策としては、お子さんや付き添いの保護者の方については、発熱や咳などの症状がないことを確認すること、成人では手指消毒や手洗いの励行とマスクの着用が重要となります。
しかし、県内での新型コロナウイルス感染症の発生や、お子さんや付き添いの保護者の方の基礎疾患の有無等の状況により、医療機関での予防接種の時期を迷われる際には、かかりつけ医にご相談の上、接種時期をご検討いただきますようお願いいたします。
子どもの予防接種に関するお知らせ
(1)日本脳炎の予防接種についてのお知らせ
日本脳炎予防接種の接種機会を逃された人の接種方法等について、詳細は下記をご覧ください。
(2)異なるワクチンの接種間隔が変更になりました
令和2年10月1日より、異なるワクチンの接種間隔が変更になりました。
1.注射生ワクチン(麻しん・風しん混合ワクチン、麻しんワクチン、風しんワクチン、BCGワクチン、水痘ワクチンなど)を接種した日から、注射生ワクチンの予防接種を行うまでの接種間隔は、27日以上あける(これまでどおり)。
2.1以外については、規定なし。
(注記)注意:同一ワクチンを複数回接種する場合は、これまでどおり決められた接種間隔で接種してください。
定期予防接種
「定期」の予防接種は予防接種法に基づき府中市に居住する人を対象に実施しています。
接種の案内は、生後2か月ごろに「定期予防接種のしおり」(標準的な接種開始時期が生後2か月から3歳になるまでの定期予防接種の予診票をつづっています。)を送付します。3歳以降が標準的な接種時期の予防接種は時期に合わせてお知らせします。
予防接種を受けるときは、予防接種実施医療機関に母子健康手帳、予診票及び年齢の確認できるもの(健康保険証等)を持っていきましょう。
「対象年齢以外で接種した」、「定められた接種間隔や回数等を守っていない」などの場合は、任意予防接種となります。接種費用は自己負担になるうえ、接種による健康被害が生じた場合には予防接種法に基づく救済を受けられません。スケジュールにそって、接種し忘れることのないようにしましょう。
定期予防接種の種類と対象者
定期予防接種は、ワクチンにより接種年齢や接種回数が決められています。詳しくは下記をご覧ください。
定期予防接種一覧(接種時期等) (PDFファイル: 262.5KB)
予防接種実施医療機関について
府中市は、指定の医療機関での個別接種で予防接種を行っております。医療機関により、実施している予防接種の種類がことなります。また、予約が必要な場合がありますのでご確認ください。
定期予防接種実施医療機関一覧令和6年度 (PDFファイル: 380.9KB)
府中市定期予防接種実施医療機関以外の医療機関で接種するには
広島県内の指定医療機関以外で接種を希望する場合
上記記載の指定医療機関以外(広島県内)での接種を希望される場合は、広域予防接種券により、無料で接種できます。
接種前に交付申請の手続きが必要となります。
広域予防接種券交付申請書 (PDFファイル: 142.4KB)
広島県外の医療機関で接種を希望する場合
広島県外で接種される場合は、府中市が発行する「定期予防接種実施依頼書」が必要になります。
接種される市町によって依頼先等の手続きが異なり、手続きに時間を要する場合もあります。次の事項を確認の上、早めに健康推進課元気づくり係(電話 0847-47-1310)にご相談ください。
【確認事項】
・接種を希望する医療機関
・接種予定日
・接種するワクチンの種類
問い合わせ・手続き場所
・健康推進課元気づくり係(リ・フレ内) 電話0847-47-1310
・上下支所地域共生係(ふらっと上下) 電話0847-62-2231
・ネウボラ推進室(府中天満屋内) 電話0847-44-6688
予防接種を受けるときの注意点
1.予防接種を受ける前に
- 朝からお子さんの状態をよく観察し、普段と変わりがないか、体調が悪そうでないか、確認しましょう。
- 受ける予防接種について、生後2か月ごろにお配りしている冊子「予防接種と子どもの健康」をよく読み、必要性や副反応を理解しましょう。
- 予診票は責任を持って記入し、母子健康手帳とともに医療機関へ持参しましょう。
- お子さんの日ごろの状態をよく知っている保護者の方が連れて行きましょう。
- 気になることがあるときは、事前にかかりつけの医師によく相談しましょう。
【定期予防接種における委任状について】
やむを得ず保護者が同伴できない場合は、予防接種を理解した上で、日頃からお子さんの健康状態をよく知っている親族が代理人として同伴することができますが、委任状が必要となります。
代理人が同伴する場合は、保護者が委任状を記入した上で、医療機関に提出してください。
必要事項が記載されていれば様式は問いません。
2.予防接種を受けられないケース
- 熱がある(37.5度以上)。
- 重い急性疾患にかかっている。
- 今までの予防接種によってアナフィラキシー(ショック状態になるような激しいアレルギー反応)を起こしたことがある。
- (注射生ワクチンを接種する場合)注射生ワクチンを接種して27日以上経過していない。
- 医師に予防接種を受けない方がいいと診断された。
この記事に関するお問い合わせ先
広島県府中市 健康福祉部 健康推進課
元気づくり係
〒726-0011 広島県府中市広谷町919番地3(リ・フレ内)
電話 :0847-47-1310 (窓口業務時間)
ファクス:0847-47-1320
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更新日:2023年04月01日