新型コロナワクチン小児接種(5歳~11歳)の概要

更新日:2023年09月14日

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小児接種(5歳~11歳)の概要

国において、令和5年度の新型コロナワクチン接種の方針が示されました。

小児接種について、接種できる期間が短かったことから、令和5年度も自己負担なしで接種を行うことが示されました。

現在実施している小児用オミクロン株対応2価ワクチンを用いた接種は、9月19日で終了となります。9月20日以降は、小児用オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチンを用いた接種を実施します。府中市での接種は、10月10日から開始する予定です。

新型コロナワクチン接種を受けることは、強制ではありません。お子様と保護者の方でよく相談し、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、接種をご検討ください。

また周りの方などに接種を強制したり、接種をしていない方に差別的な扱いをすることのないようお願いします。

対象者と接種が受けられる期間

対象者と接種が受けられる期間
  対象者 接種が受けられる期間
初回接種(1・2回目)

新型コロナワクチン未接種の5歳~11歳の方

~令和6年3月31日

令和4年秋開始接種

初回接種(1回目・2回目(※1))を完了した5歳~11歳で、オミクロン株対応ワクチン未接種の方

令和5年3月8日~令和5年9月19日

令和5年春開始接種

初回接種(1回目・2回目(※1))が完了した以下の方

・基礎疾患を有する者その他重症化リスクが高いと医師が認める者(5歳~11歳)(※2)

令和5年5月8日~令和5年9月19日

令和5年秋開始接種

初回接種(1回目・2回目(※1))が完了した5歳以上のすべての方

令和5年9月20日~令和6年3月31日

(※1)乳幼児(生後6か月~4歳)接種での初回接種は、3回で1セットです。

(※2)基礎疾患があり、9月19日までに接種を希望される方は、接種券の発行申請が必要です。 

基礎疾患の定義

1.慢性呼吸器疾患

2.慢性心疾患

3.慢性腎疾患

4.神経疾患・神経筋疾患

5.血液疾患

6.糖尿病・代謝性疾患

7.悪性腫瘍

8.関節リウマチ・膠原病

9.内分泌疾患

10.消火器疾患・肝疾患等

11.先天性免疫不全症候群、HIV感染症、その他の疾患や治療に伴う免疫抑制状態

12.その他の小児領域の疾患等

高度肥満、早産児、医療的ケア児、施設入所や長期入院の児、摂食障害

使用ワクチンと接種間隔

使用ワクチンと接種間隔
  使用ワクチン 接種間隔
初回接種(1・2回目)

・9月19日まで

ファイザー社小児用オミクロン株対応2価ワクチン(5~11歳用)

・10月10日以降

ファイザー社小児用オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン(5~11歳用)

※1回目の接種時に11歳で、2回目接種時に12歳になる場合は、2回目も小児用のワクチンを使用します。

1回目接種から3週間をあけて、2回目を接種
令和4年秋開始接種

ファイザー社小児用オミクロン株対応2価ワクチン(5~11歳用)

※令和5年3月8日以降

前回接種から3か月経過後
令和5年春開始接種

ファイザー社小児用オミクロン株対応2価ワクチン(5~11歳用)

前回接種から3か月経過後
令和5年秋開始接種 ファイザー社小児用オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチンを使用する予定 前回接種から3か月経過後

接種日当日の持ち物

・接種券一体型予診票(事前に記入してください)

・接種済証

母子健康手帳(子どものワクチン接種履歴は、母子健康手帳で管理しているため、持参してください)

・本人確認書類(健康保険証など)

・お薬手帳(お持ちの場合)

※接種当日、お子様の体重をお聞きします。事前にご確認をお願いします。

接種券一体型予診票につきましては1・2回目を間違えないようにご注意ください

接種券一体型予診票の右上に回数を記載していますので、1回目接種時に、2回目の接種券を持って行かれないように事前に確認をお願いします。

接種費用

全額公費で接種を行うため、無料

※副反応発生時など、解熱剤等のお薬の処方にかかる費用は、保険診療の範囲内で費用負担が発生します。

注意事項

※お子様に基礎疾患があるときなど、ワクチンについての疑問や不安があるときは、事前にかかりつけ医等にご相談ください。

※府中市は、小児接種は集団接種のみで実施します。集団接種に出務する医師や看護師は、小児科医以外の場合があります。

※他の予防接種(インフルエンザの予防接種を除く)を前後に行う場合は、13日以上の間隔を空けてください。

小児(5歳~11歳)ワクチンの効果と安全性

効果

(1・2回目接種)※従来株対応ワクチン接種時の効果

新型コロナワクチンを受けることで、新型コロナに感染しても症状が出にくくなります。ワクチンを受けると、体の中で新型コロナと戦う仕組み(免疫)ができます。ウイルスが体に入ってきた時に、すぐ戦える準備ができますので、新型コロナの症状が出にくくなります。5~11歳における2回接種後7日以降の発症予防効果は、90.7%と報告されています。※オミクロン株が出現する前のデータです。

(3回目接種)

新型コロナワクチンを受けることで、新型コロナに感染しても症状が出にくくなります。5~11歳の子どもに対するワクチンの3回目接種後は、オミクロン株を含む新型コロナウイルスに対する中和抗体価が上昇します。また、近い年齢の子どもにおいて、時間経過とともに低下した1・2回目接種による発症予防効果が、3回目接種により回復すると報告されています。

安全性

接種後の主な副反応は、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。

また、ごく稀ではあるものの、1~3回目接種では、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸痛、動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら医療機関を受診してください。

ごく稀ではあるものの、mRNAワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

(1・2回目接種)接種後7日間に現れた症状

(3回目接種)接種後7日間に現れた症状

接種券の発送時期

初回接種(1・2回目)接種券の発送時期

※乳幼児用(生後6か月~4歳)接種券をお持ちで、1回目接種前に5歳を超えた場合は、5歳以上用のワクチンを接種していただくことになります。その場合はお手元の乳幼児接種券をそのまま使用できるため、新たに小児用接種券は送付いたしません。

令和5年秋開始接種接種券(3回目以降)の発送時期
前回接種完了月日 発送日(予定)
令和5年6月16日から7月10日まで 令和5年9月15日
令和5年7月15日まで 令和5年10月5日
令和5年7月16日以降 令和5年10月以降随時

※未使用の接種券をお持ちの方は、お手元の接種券が使用できるため、新たに接種券は送付いたしません。

※小児用(5歳~11歳)の3回目以降の接種券をお持ちで、接種前に12歳を超えた場合は、12歳以上用のワクチンを接種しますが、接種券及び予診票は、そのままお使いいただけます。

※今後の国の方針や、ワクチン供給などの状況により、スケジュールなどが変更になる場合があります。

小児接種(5歳~11歳)の接種予約

10月10日(火曜)接種分・・・9月19日(火曜)9時から予約開始

小児接種(5歳~11歳)予約詳細

小児接種(5歳~11歳)の予約詳細

対象者

5歳~11歳の方で、接種を希望される方

接種会場

ジーベックホール(府中市文化センター)・・・府中市府川町70番地

※接種会場での予約受付は行っていません。直接のお問い合わせは、業務の支障となりますのでご遠慮ください。

予約方法

WEBによる予約サイトまたはコールセンターへの電話

※下記の接種日程の表で2回目の接種日を考慮したうえで、ご予約ください。

※府中市民以外の方は、コールセンターへの電話のみの予約となります。

接種日

【1回目接種日】

令和5年10月10日(火曜)14時30分~

※1回目の接種後、3週間後の10月31日(火曜)、同じ時間に2回目を接種します。

※1回目の接種後、接種会場で手続きを行うため、2回目の予約は不要です。

【3回目以降の接種日】

令和5年10月10日(火曜)14時30分~

備考

上記以外の接種日や予約開始日等については、決まり次第、ホームページやLINE等でお知らせします。

 

接種日程

1回目接種日 2回目接種日(3週間後)
8月29日(火曜) 9月19日(火曜)
9月19日(火曜) 10月10日(火曜)
10月10日(火曜) 10月31日(火曜)
10月31日(火曜) 11月21日(火曜)

※1回目接種日に3~5回目接種も実施します。

県内であれば近隣の接種会場でも接種を受けることができます

近隣の接種会場は、こちらから確認できます。

小児接種に関する資料

予約方法

広島県内にお住まいで、府中市以外に住民票のある方は、事前登録が必要になりますので、コールセンターへお電話ください。

インターネットでの申し込み

1.下記、予約サイトにアクセスする

2.サイトの指示に従い、接種券番号、名前、住所、生年月日などを入力する

3.希望日の空き状況を確認し、予約する

電話での申し込み

予約の時は、接種券を準備してください。

1.コールセンターに電話する

2.接種券番号、名前、住所、生年月日などを伝える

※優先接種の対象者である場合は、申し出てください。

3.希望日の空き状況を確認し、予約する

 

府中市ワクチン接種コールセンター

電話番号:0847-54-2571(受付時間9時から17時。日曜、祝日休業)

ファックス番号:0847-54-2573(電話による対応が困難な方)

聴覚に障害があるなど電話での応対が難しい方は、下記、「【聴覚に障害があるなど電話での応対が難しい方】接種予約ファックス票」を記入し、コールセンターへファックスをお送りください。

次の症状がある場合、接種会場に来場せず、予約をキャンセルしてください

以下の症状等がある場合は、接種会場での感染拡大防止のため、来場せず必ず予約をキャンセルをしてください。

・発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁、鼻づまり、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、吐き気、嘔吐、味覚障害、嗅覚障害などの症状がある方

・新型コロナウイルス患者やその疑いがある方

なお、引き続き感染拡大防止のため、接種会場でのマスク着用、入口での検温、手指消毒にご理解とご協力をお願いします。

ワクチン接種日までの連絡先

事前にキャンセル及び接種できないことが判明した場合は、府中市ワクチン接種コールセンター(受付時間9時から17時。日曜、祝日休業)にご連絡をお願いします。

ワクチン接種当日の連絡先

接種日当日に、キャンセル及び接種できないことが判明した場合は、以下のとおり、ご連絡をお願いします。

・接種会場がジーベックホール(府中市文化センター)の方は、080-1942-1726(受付時間は、12時以降)までご連絡をお願いします。

2回目の接種をキャンセルする場合

2回目の接種を発熱及び入院等の理由より、事前にキャンセルする場合は、WEBからのキャンセルが出来ないため、必ずコールセンターへご連絡ください。なお、接種日当日のキャンセルについては、上記のとおりです。

なお、体調が回復されてから改めてコールセンターへ電話をお願いします。コールセンターで受付をおこない、2回目接種の日程調整を行います。

この記事に関するお問い合わせ先

広島県府中市 健康福祉部 健康推進課
府中市ワクチン接種コールセンター
〒726-0011 広島県府中市広谷町919番地3(リ・フレ内)
電話 :0847-54-2571(対応時間9時~17時)
ファクス:0847-54-2573