恋しき(国の登録文化財)

更新日:2018年02月27日

国登録有形文化財−恋しき主屋ほか離れ4棟

恋しき主屋正面の写真

恋しき主屋正面

恋しき離れ桔梗の間外観の写真

恋しき離れ(桔梗の間)

恋しき離れ菊の間外観の写真

恋しき離れ(菊の間)

恋しき離れ桐さつきの外観の写真

恋しき離れ(桐・さつきの間)

恋しき離れ竹萩の間の外観の写真

恋しき離れ(竹・萩の間)

恋しき主屋ほか離れ4棟の概要
名称(よみがな) 恋しき主屋(こいしきしゅおく)
離れ(桔梗の間)(はなれ(ききょうのま))
離れ(菊の間)(はなれ(きくのま))
離れ(桐・さつきの間)(はなれ(きり・さつきのま))
離れ(竹・萩の間)(はなれ(たけ・はぎのま))
指定種別・種類 国登録有形文化財・建造物
指定年月日 平成16年11月08日
所在地 広島県府中市府中町564-1、177、178,179-2,179-5
所有者 株式会社恋しき
解説 主屋:明治初年、明治末期・大正・昭和初期頃増築
離れ(桔梗の間):大正初期
離れ(菊の間):大正初期
離れ(桐・さつきの間):大正期
離れ(竹・萩の間):昭和22〜23年頃
恋しきは、江戸時代に石州街道の宿場町として発展した地区にあり、明治5年に開業した老舗旅館であった。主屋・庭園・離れからなり、明治・大正・昭和を通じ、当時の好みを取り入れた増築がなされ、幾つもの時代が重層しているところにこの建物固有の価値がある。
主屋は一部3階建て、変化に富んだ外観を構成し、町並み景観上際だっている。そして、庭園を囲むように茶室を設けた4棟の離れが点在しており、風雅な外観を見せている。離れは全て平屋建てで、桔梗の間、菊の間は野趣に富んだ数寄屋風、桐・さつきの間は堂々とした構成をもち、竹・萩の間は、数寄屋風の軽快で風雅なつくりである。
公開状況 外観は常時公開
交通案内 JR「府中駅」から北西へ約700メートル

 

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文化財室 文化財係
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