清瀧神社本殿(府中市の指定文化財)

更新日:2018年02月27日

府中市指定重要有形文化財−清瀧神社本殿

清瀧神社本殿の写真
清瀧神社本殿の概要
名称(よみがな) 清瀧神社本殿(せいりゅうじんじゃほんでん)
指定種別・種類 府中市指定重要有形文化財・建造物
指定年月日 平成30年月日
所在地 広島県府中市鵜飼町203番地
所有者 宗教法人清瀧神社
解説

神社の創祀年代は詳らかではないが、往昔、鵜飼の里の産土神として十輪院の山上高丸に祀られ、天正十九年(一五九一年)有馬久左(右)衛門近貞が現在地に移転造営したと口碑に伝えられている。
本殿は桁行三間、梁間二間の入母屋造りで、福山藩領内に建てられた神社本殿の典型的な形式の造りである。棟札などは残っていないが、建築様式から17世紀中頃に建立されたとみられる。正面三間に内開きの蔀戸、右側面前方に片引板戸を設け、他の面は板壁とし三面に縁を廻らしている。内陣は18世紀前半頃、向拝は19世紀前半頃の増築であるが、本体は南宮神社本殿等と建築時期を同じくする市内では最古級の神社建築として貴重である。

公開状況 常時公開
交通案内 JR「鵜飼駅」から北へ約700メートル

 

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文化財室 文化財係
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