新型コロナワクチン初回接種(1回目・2回目)の概要

更新日:2023年03月13日

新型コロナワクチン初回接種(1回目・2回目)の概要

12歳以上の方を対象に、初回接種(1回目・2回目)の接種を実施しています。

小児接種(5歳~11歳)、乳幼児接種(6か月~4歳)に関する情報は、下記リンク先(内部リンク)​​​でご確認ください。

対象者

12歳以上の方

接種回数

2回

使用ワクチンと接種間隔

使用ワクチンと接種間隔

使用ワクチン

接種間隔

ファイザー社(従来型)

1回目接種から3週間をあけて、2回目を接種

モデルナ社(従来型)

※モデルナ社(従来株)の接種は終了しました。

1回目接種から4週間をあけて、2回目を接種

武田社ワクチン(ノババックス)

1回目接種から3週間をあけて、2回目を接種

※初回接種では、オミクロン株対応ワクチンの接種を受けることはできません。

※1、2回目接種は、同一のワクチンを接種することが原則ですが、以下の場合には、交互接種(1回目に接種したワクチンと異なるワクチンを2回目に接種すること)を行うことができます。

・1回目のワクチン接種後に重篤な副反応が生じたこと等により、予診医が医学的見地から、2回目に同一のワクチンを接種することが困難であると判断した場合

・国内のワクチン流通の減少や接種を受ける方の転居等により、1回目と2回目で同一のワクチンを接種することが困難な場合

従来型ワクチンの供給終了について

初回接種(1回目・2回目)で使用している従来型のワクチンは、令和4年で国からの供給が終了しました。

接種を希望する方は、早めの接種をご検討ください。

※オミクロン株対応ワクチンは、初回接種(1回目・2回目)が完了していないと接種できません。

接種費用

全額公費で接種を行うため、無料で接種できます。

※副反応発生時など、解熱剤等のお薬の処方にかかる費用は、保険診療の範囲内で費用負担が発生します。

使用するワクチンの効果と安全性

ファイザー社(従来型)、モデルナ社(従来型)ワクチンの効果と安全性

効果

新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。ワクチンを受けた人の方が受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症する割合が小さいことが分かっています。

薬事承認前の臨床試験において、ファイザー社では約95%、モデルナ社では約94%の発症予防効果が確認されています。

安全性

主な副反応は、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。

また、ごく稀ではあるものの、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸痛、動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら医療機関を受診してください。

ごく稀ではあるものの、mRNAワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

接種後7日間に現れた症状
発現割合 症状
コミナティ(ファイザー) モデルナ
50%以上 接種部位の痛み、疲労、頭痛 接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛
10~50% 筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ 関節痛、悪寒、吐き気・嘔吐、リンパ節症、発熱、接種部位の腫れ、発赤・紅斑
1~10% 吐き気・嘔吐 接種後7日以降の接種部位の痛み、腫れ、紅斑

出典:厚生労働省の資料から抜粋

武田社ワクチン(ノババックス)の効果と安全性

効果

新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。本ワクチンの接種を受けた人は、受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないということが分かっています。

初回接種における臨床試験の結果、オミクロン株が流行する前のデータではあるものの、臨床試験を通じて、約80~90%の発症予防効果が確認されています。

安全性

主な副反応は、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。

また、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

接種後7日間に現れた症状
発現割合 初回接種
1回目接種後 2回目接種後
50%以上   圧痛
10~50% 圧痛、疼痛、疲労、頭痛、筋肉痛、倦怠感 疼痛、疲労、筋肉痛、頭痛、倦怠感、関節痛
1~10% 関節痛、悪心・嘔吐、発熱 悪心・嘔吐、腫脹・硬結、赤斑、発熱

出典:厚生労働省の資料から抜粋

接種券の発送

新型コロナワクチン接種を受けるときは、住民票所在地が発行した接種券が必要です。

接種券の再発行

接種券を紛失、滅失等された場合は再交付します。

詳しくは、こちらをご確認ください。

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

広島県府中市 健康福祉部 健康推進課
府中市ワクチン接種コールセンター
〒726-0011 広島県府中市広谷町919番地3(リ・フレ内)
電話 :0847-54-2571(対応時間9時~17時)
ファクス:0847-54-2573