令和5年秋開始接種(令和5年9月20日~令和6年3月31日)の概要

更新日:2023年09月26日

令和5年秋開始接種(令和5年9月20日~令和6年3月31日)の概要

9月20日から令和5年秋開始接種が開始となり、初回接種(1・2回目接種)を終了したすべての方が対象となります。

※現在、国から供給されるワクチンの量が不足しているため、11月以降の予約受付けをすることが困難な状況です。また、ワクチンの供給が国から示されないため、接種券の発送を延期しています。今後のワクチン供給について、国からの計画が示され次第、発送及び11月以降の予約開始を行いますので、ご理解をお願いします。

乳幼児接種(生後6か月~4歳)及び小児接種(5歳~11歳)については、下記リンクをご確認ください。

接種が受けられる時期

令和5年9月20日~令和6年3月31日まで

令和5年秋開始接種

対象者

初回接種(1・2回目接種)を終了したすべての方

接種回数

1回

使用ワクチンと接種間隔

使用ワクチンと接種間隔
使用ワクチン 接種間隔
ファイザー社のオミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン 前回の接種から3か月経過後
モデルナ社のオミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン
武田社(ノババックス)の従来ワクチン 前回の接種から6か月経過後

・令和5年秋開始接種では、オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチンの使用を基本としていますが、何らかの理由で同ワクチンを接種できない方のための選択肢として、従来1価ワクチンである武田社(ノババックス)のワクチンも使用できます。

接種費用

全額公費で接種を行うため、無料

※副反応発生時など、解熱剤等のお薬の処方にかかる費用は、保険診療の範囲内で費用負担が発生します。

使用するワクチンの効果と安全性

オミクロン株XBB1.5対応1価ワクチンの効果と安全性

効果

非臨床試験において、追加接種(4回目接種)として、XBB.1.5対応ワクチンを投与したマウスでは、投与の1か月後にオミクロン株XBB系統(XBB.1.5、XBB.1.16、XBB.1.16.1、XBB.2.3)に対して中和抗体の誘導が認められました。(出典:薬事・食品衛生審議会提出資料)

この試験での中和抗体価のデータに加えて、これまでの2価ワクチンに関する知見を踏まえて、XBB.1.5対応ワクチンにはオミクロン株XBB系統への有効性が期待できると考えられています。

安全性

接種後の主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。また、ごく稀であるものの、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸痛、動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら医療機関を受診してください。

ごく稀であるものの、mRNAワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

ファイザー社XBB.1.5対応1価ワクチン接種後、数日以内に現れる可能性のある症状について

ファイザー社ワクチン接種後に現れる症状

モデルナ社XBB.1.5対応1価ワクチン接種後、数日以内に現れる可能性のある症状について

モデルナ社ワクチン接種後に現れる症状

武田社ワクチン(ノババックス)の効果と安全性

効果

新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。本ワクチンの接種を受けた人は、受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないということが分かっています。
追加接種については、本剤を初回接種(1・2回目)した18歳以上の健康成人を対象に実施された臨床試験では、初回接種後に上昇した中和抗体価はその後経時的に低下するものの、本剤の追加接種(3・4回目接種)により、2回接種後に比べて高い中和抗体価(3回目接種後は3.5倍、4回目接種後は3.7倍)が得られることが確認されていることから一定の有効性が期待できるとされています。

安全性

主な副反応は、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。

また、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

接種後7日間に現れた症状

接種後7日間に現れた症状

接種券の発送

前回接種から3か月経過する時期にあわせて、令和5年春開始接種者から順次接種券を発送します。

お手元に接種券がある方は、お持ちの接種券をお使いいただけます。

なお、接種券は、接種後の予診票をもとに作成しますが、医療機関等から市に予診票が届くのに、3か月を超える場合があります。予診票の確認ができ次第、随時発送します。

※現在、国から供給されるワクチンの量が不足しているため、接種券の発送を延期しています。国からのワクチン供給量が決まり次第、感染による重症化リスクの高い「春開始接種」を接種した方から順次接種券を発送しますので、ご理解をお願いします。

接種券発送時期
前回接種完了月日 発送日(予定)

令和5年5月8日~5月31日(令和5年春開始接種者)

・65歳以上の方

・65歳未満の基礎疾患を有する方

・医療従事者等

令和5年9月8日

令和5年6月1日~6月30日(令和5年春開始接種者)

・65歳以上の方

・65未満の基礎疾患を有する方

・医療従事者等

令和5年9月15日

令和5年7月1日~7月31日(令和5年春開始接種者)

令和5年10月以降随時
令和5年8月1日~8月31日(令和5年春開始接種者) 令和5年11月以降随時
令和4年11月30日まで(令和4年秋開始接種者) 令和5年10月以降随時(※延期)

令和4年12月1日~令和5年5月7日まで(令和4年秋開始接種者)

令和5年10月以降随時(※延期)

※今後の国の方針や、ワクチン供給などの状況により、スケジュールなどが変更になる場合があります。

接種券を発行するために申請が必要な場合があります

接種券は、府中市において「接種済」の接種記録を確認できる方に、接種券を発行します。

以下にあてはまる場合、府中市で接種記録が確認できないため、接種券を発行するために事前申請が必要です。

  1. 府中市へ転入された場合
  2. 国内で接種を受けているがワクチン接種記録システム(VRS)で接種記録が確認できない場合(接種会場でのVRS登録作業が終わっていない場合など)
  3. 接種券の発送後に住民票所在地が変更となった場合
  4. 海外で接種した場合
  5. 海外での接種と、国内での接種を組み合わせて接種した場合
  6. 海外在留邦人等向け新型コロナワクチン接種事業で接種した場合
  7. 在日米軍従業員接種で接種した場合
  8. 製薬メーカーの治験等において接種した場合

手続きについて詳しくは、「接種券の再交付」に関するページをご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

広島県府中市 健康福祉部 健康推進課
府中市ワクチン接種コールセンター
〒726-0011 広島県府中市広谷町919番地3(リ・フレ内)
電話 :0847-54-2571(対応時間9時~17時)
ファクス:0847-54-2573